カバーズ3

JERO( ジェロ ) カバーズ3歌詞
1.越後獅子の唄

作詞:西条八十
作曲:万城目正

笛にうかれて 逆立ちすれば
山が見えます ふるさとの
わたしゃ孤児(みなしご) 街道ぐらし
ながれながれの 越後獅子

今日も今日とて 親方さんに
芸がまずいと 叱られて
撥(ばち)でぶたれて 空見あげれば
泣いているよな 昼の月

うつや太鼓の 音さえ悲し
雁が啼(な)く啼く 城下町
暮れて恋しい 宿屋の灯
遠く眺めて ひと踊り

ところ変れど 変らぬものは
人の情の 袖時雨(そでしぐれ)
ぬれて涙で おさらばさらば
花に消えゆく 旅の獅子


2.津軽平野

作詞:吉幾三
作曲:吉幾三

津軽平野に 雪降る頃はヨ
親父ひとりで 出稼ぎ支度
春にゃかならず 親父は帰る
みやげいっぱい ぶらさげてヨ
淋しくなるけど 馴れたや親父

十三みなとは 西風強くて
夢もしばれる 吹雪の夜更け
ふるなふるなよ 津軽の雪よ
春が今年も 遅くなるよ
ストーブ列車よ 逢いたや親父

山の雪どけ 花咲く頃はよ
かあちゃんやけによ そわそわするネ
いつもじょんがら 大きな声で
親父うたって 汽車から降りる
お岩木山よ 見えたか親父


3.アメリカ橋

作詞:山口洋子
作曲:平尾昌晃

風が足もとを 通りすぎてゆく
久しぶりだねと 照れてわらいあって
アメリカ橋のたもと ふと通うぬくもり
やるせない恋 埋めた街
角部屋の灯り
石だたみ石だたみ 想い出続く
いつかいつか 熱かった青春

君は変わらない 月日は過ぎても
髪を切ったので 少し若くなった
アメリカ橋のたもと 黄昏が間近い
煙草やめたの いつからと
それとなくきいて
眼をそらす眼をそらす ガラスのむこう
遠い遠い かえらない青春

アメリカ橋の たもと それじゃと手をあげる
そっとコートの衿たてた
さり気なさおいて
人の群人の群 誰もが他人
はるかはるか あの頃が青春


4.契り

作詞:阿久悠
作曲:五木ひろし

あなたは誰と 契りますか
永遠の心を 結びますか

波のうねりが 岸にとどく
過去の歌をのせて
激しい想いが砕ける
涙のように
緑は今も みずみずしいか
乙女はあでやかか
人の心は 鴎のように
真白だろうか

愛する人よ 美しく
愛する人よ すこやかに

朝の光が 海を染める
生きる夢に満ちて
まぶしい願いがきらめく
いのちのように

流れは今も 清らかだろうか
子供はほがらかか
人はいつでも桜のように
微笑むだろうか

愛する人よ 美しく
愛する人よ すこやかに

愛する人よ 美しく
愛する人よ すこやかに


5.夜桜お七

作詞:林あまり
作曲:三木たかし

赤い鼻緒がぷつりと切れた
すげてくれる手ありゃしない
置いてけ堀をけとばして
駆け出す指に血がにじむ
さくら さくら
いつまで待っても来ぬひとと
死んだひととは おなじこと
さくら さくら はな吹雪
燃えて燃やした肌より白い花
浴びてわたしは 夜桜お七
さくら さくら 弥生の空に
さくら さくら はな吹雪

口紅をつけてティッシュをくわえたら
涙が ぽろり もひとつ ぽろり

熱い唇おしあててきた
あの日のあんたもういない
たいした恋じゃなかったと
すくめる肩に風が吹く
さくら さくら
いつまで待っても来ぬひとと
死んだひととは おなじこと
さくら さくら はな吹雪
抱いて抱かれた 二十歳の夢のあと
おぼろ月夜の 夜桜お七
さくら さくら 見渡すかぎり
さくら さくら はな吹雪
さくら さくら さよならあんた
さくら さくら はな吹雪


6.津軽恋女

作詞:久仁京介
作曲:大倉百人

津軽の海よ
竜飛岬は 吹雪に凍えるよ
日毎夜毎 海鳴りばかり
愚図る女の 泣く声か
津軽の女よ
別れうたひとつ くちずさむ
にごり酒に 想い出浮かべ
かじかむこころの 空を見る

降りつもる雪 雪 雪 また雪よ
津軽には七つの 雪が降るとか
こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪
みず雪 かた雪 春待つ氷雪

津軽の女よ
枕乱して 引き込む恋女
愛に生きて 夢に生きて
白いかげろう 空に舞う

津軽の女よ
ねぶた祭りの ゆきずりたわむれか
過ぎた夜の 匂いを抱いて
帰れと叫ぶ 岩木川
降りつもる雪 雪 雪 また雪よ
津軽には七つの 雪が降るとか
こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪
みず雪 かた雪 春待つ氷雪

津軽の海よ
三味がゆさぶる じょんから聞こえるよ
嘆き唄か 人恋う唄か
胸のすきまに しみてくる

降りつもる雪 雪 雪 また雪よ
津軽には七つの 雪が降るとか
こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪
みず雪 かた雪 春待つ氷雪

降りつもる雪 雪 雪 また雪よ
津軽には七つの 雪が降るとか
こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪
みず雪 かた雪 春待つ氷雪


7.J

作詞:季世建
作曲:季世建

J どこへゆくの?
J この悲しみは
night また眠れず 朝むかえる

J 笑ったあと
J 淋しい顔した
Why? あなたの目は何を見てたの?

J 夜が流れ 季節はすぎても
J あなただけに 時は止まった
J まぼろしでも
J 姿見せて

J 叱りたいの
J あなたのこと
J ひとり先に どこへ行ったの?

J 急ぎすぎた あなたの生き方
J あしたよりも 永遠を選んだ

J 姿見せて
J まぼろしでも

J 叱りたいの
J あなたのこと
J 私おいて どこへ行ったの?
J 私おいて どこへ行ったの?